スキー 各級の難易度




クラウンプライズ



クラウンプライズはスキーのバッチテストの最高レベルの照合。
受験資格は、16歳以上でテクニカルプライズの取得を取得していることが条件。
受験者のレベルは相当高く、難易度の高い斜面をひとつのミスもなく滑走しなければ合格しないほど難しい。
クラウンプライズの合格率は大変低く、指導員でも合格が難しい、合格すれば全日本スキー技術選手権大会出場レベル。


テスト種目
1、急斜面(整地)パラレルターン大まわり

2、急斜面(不整地)パラレルターン大まわり

3、中急斜面(整地)パラレルターン中まわり

4、急斜面(整地)パラレルターン小まわり

5、急斜面(不整地)パラレルターン小まわり

6、総合斜面 フリー滑降

各状況に対応して、テールコントロール・トップ&テールコントロール・トップコントロールを選択して滑り、 ターン運動の構成(ポジショニング、エッジング)、斜面状況への適応度(スピードと回転弧のコントロール)、運動の質的内容(バランス、リズム、タイミング)を検定する。

100ポイント×6種目で480ポイント以上で合格。


クラウン受験総滑




テクニカルプライズ





テクニカルプライズはかなりレベルの高いスキーの技術がないと取得は難しいです。
受験資格は、16歳以上で1級を取得していることが条件です。
相当の練習量がなければ、合格は困難で合格率は1割に満たない事もあるほどの難しさです。
スキーの指導員が出来るほどの腕がないと合格は困難です。


テスト種目
1、急斜面(整地)パラレルターン大まわり

2、急斜面(不整地)パラレルターン大まわり

3、中急斜面(整地)パラレルターン中まわり

4、急斜面(整地)パラレルターン小まわり

5、急斜面(不整地)パラレルターン小まわり

6、総合斜面 フリー滑降

各状況に対応して、テールコントロール・トップ&テールコントロール・トップコントロールを選択して滑り、 ターン運動の構成(ポジショニング、エッジング)、斜面状況への適応度(スピードと回転弧のコントロール)、運動の質的内容(バランス、リズム、タイミング)を検定する。

100ポイント×6種目で450ポイント以上で合格。


小回り トップコントロール





スキー 各級の難易度



1級   とても難しい

整地・ 不整地斜面を問わず、スキーをコントロールして滑ることができるくらいの腕前

受験資格
中学生以上・2級取得者 ・ジュニアテストの1級及び2級取得者




2級 難しい

整地斜面でスキーをコントロールして滑ることができる。

受験資格
中学生以上・ジュニアテストの1級及び2級取得者



3級  ふつう
中級コースで大回りと小回りの連続ターンができる。



4級  優しい
緩斜面の整地斜面で連続してターンできる。



5級  とても優しい
初級コースを降りてくることができる。
スキーが初めてでもスキースクールで1日以上レッスンして合格できる程度。



スキーバッジテスト

スキーバッジテストとは全日本スキー連盟(通称:SAJ)が定めるアルペンスキーの技能テストである。合格時するとバッジがもらえることから通称バッジテスト(バッヂテスト)と呼ばれる。
各都道府県スキー連盟が主管で、加盟するスキー学校、スキークラブで行われる。それぞれのテストに応じて6~1種目があり、公認検定員がジャッジする。通常スキー学校の検定会では2級以上のテストが実施され、3級以下のテストはスキー学校の講習中に行われる。
指導者を認定するスキー指導者検定の準指導員検定、公認スキーパトロール検定を受検するには級別テスト1級を取得していなければならない。


スキー公認検定員

スキー公認検定員は、全日本スキー連盟(SAJ)が認定する、検定会や大会をジャッジする検定員である。A級、B級、C級があり、A・B級はスキー指導員、C級はスキー準指導員が検定員検定に合格することによって取得できる。しかしA・B級を受験するためにはすぐ下の級の資格を取得していなければならない。級によって検定できる範囲が異なる。


スキー指導員

SAJ公認のスキー学校で教師をするためにはスキー指導員またはスキー準指導員を取得していなければならない。準指導員を取得するには準指導員スキー検定(都道府県連盟主管。年1回)に合格することが必要で、受験資格はSAJの会員で受験年度の4月1日時点で20歳以上、都道府県スキー連盟に所属するスキークラブに登録かつスキーバッジテスト1級を前年度までに取得していなければならない。準指導員を取得してから満2年以上経過するとスキー指導員検定(SAJ主管。年1回)を受験できる。また、スキー指導者はスキー公認検定員(A級~C級)検定を受検でき、準指導員はC級、指導員はA・B・C級を受験できる。ただしA・B級を受験するためにはすぐ下の級の資格を取得していなければならない。